かわいい「白クマ」の顔をモチーフにした、シンプルで斬新なパッケージが目を引く 「藤原製麺(株)」の白クマラーメン。
「藤原製麺(株)」の公式HPでは 札幌円山動物園ラーメン 塩 と商品紹介されていますが、「白クマラーメン」 「白クマ塩ラーメン」 「円山動物園白クマラーメン」など、さまざまな愛称で呼ばれており、正式名称の方もそれほど浸透していないようなので 今回は 札幌円山動物園 白クマラーメン 塩 としました。
ラーメンの本場「旭川」に本社を置き、創業60年以上の老舗製麺会社である「藤原製麺(株)」が開発および製造を行い、2010年8月3日に発売が開始されました。
当初は「円山動物園」を中心に、土産品として販売する目的の「ご当地ラーメン」として誕生したインスタントラーメンでありましたが、その後スーパーなどでも販売するようになり、さらにテレビやマスコミで美味しいラーメンとして取り上げられ始めると、パッケージデザインのインパクトもあって一気に話題となり 瞬く間に大ヒット商品となりました。
印象的なパッケージデザインは 「円山動物園」で育ったホッキョクグマ「ピリカ」の顔をイメージしていて、売り上げの一部は 絶滅危惧種に指定されたホッキョクグマの飼育と繁殖に取り組む「円山動物園」に動物のエサ代として寄付されています。
麺は、熟成生麺を48時間かけてゆっくりと乾燥させる製法で 小麦の豊かな風味と強いコシを感じさせる 本格的な麺に仕上げられており、スープがしっかりと絡む ほどよいちぢれ具合の「細麺」になっています。
スープは、肉エキスとオニオンエキスをベースにしており 旨み溢れる深いコクと キレのあるスッキリとした後味が特長の「塩味スープ」です。
具に関しては ネギ、チャーシュー、メンマ、玉子、もやし など、一般的なモノは何でも合いますが、あまり入れすぎると せっかくの「塩味スープ」の旨みが消されてしまいますので ほどほどにしておいた方が良いようです。
作り方は 一般的なインスタントラーメンとほぼ同じで おおまかに言うと、「麺」を茹でた後 「液体スープ」を入れれば 出来上がりです。
多少違うのは「麺」の茹で時間が「4分半」とやや長い事と 入れる水の量が「600ml」と 少し多目になっているところであります。
「麺」の製法に藤原製麺独自の特殊な技法が用いられており、茹でたお湯にデンプン質が溶け出すことがなく 「麺」の”ぬめり”が出ないようになっています。
本格派のインスタントラーメンであればあるほど 別のお湯でスープを作る商品も多く、調理するのに手間がかかったりするものですが、白クマラーメンは その製麺技術のおかげで 茹でたお湯をそのままスープとして使うシンプルなインスタントラーメンの作り方で、本格的な「塩ラーメン」が手間なく出来上がります。
<原材料名>
めん(小麦粉、卵白、食塩、小麦たん白)、食塩、調理油脂、砂糖混合異性化液糖、砂糖、肉エキス、オニオンエキス、香辛料、調味料(アミノ酸等)、かんすい、酒精、カラメル色素、クチナシ黄色素、酸味料、香料(原材料の一部に小麦、大豆、豚肉を含む)
「細麺」とは言え、出来上がりは予想より少し太め、箸で持った印象が普通のインスタント麺とは全く違う感触であり、まさに生麺のような重みの密度の高い質感が 手から直に伝わって来ます。
スープも「塩味」でありながら、イメージしていた透明スープよりも若干色が付いていて 濁りはないものの「薄いしょうゆ味」のような微妙な色合いになっています。
「麺」の味わいは 口当たりのなめらかさや、小麦粉の豊かな風味、噛み応えの 弾力といい コシといい もはやインスタントのレベルをはるかに超えた まさしく「生麺」であります。
しかも、スープがたっぷりと絡む絶妙な細さとちぢれ具合で まとわり付いてくる「塩味スープ」との相性もバッチリです。
一応”アッサリ系”に分類されるであろう「塩味スープ」ですが あらゆるダシの旨みが幾重にも折り重なり ギュッと詰まっている「塩味スープ」であり、物足りなさなど一切感じさせない ラーメン専門店顔負けの 豊かで深いコクを感じる”アッサリ系”であります。
インスタントラーメンとして売られている上 ”ゆるキャラ的”な可愛いさとファンキーさを感じさせる見た目でありながら、味の方はマスコミやラーメン評論家など各方面で大絶賛されるほど本格的で、そのギャップの大きさや意外性も 札幌円山動物園 白クマラーメン 塩 が大人気となったひとつの要因と言えるでしょう。
パッケージデザインがピンク色のクマ 通称「ピンクマ」になっている 札幌円山動物園ラーメン しょうゆ味 も売られており、こちらの方も「塩味」と同じく細めの「熟成乾燥ちぢれ麺」で、スープはダシの旨みが利き 適度に濃厚な 昔ながらの「しょうゆ味スープ」になっています。
正直なところインスタントラーメンとしては価格的に若干高めなのでしょうが、保存が利く生ラーメンと考えれば安いものであり、一度食べたら納得できる妥当な線の価格と思っていただけるはずです。
近頃では各大手メーカーから「インスタントでありながらまるで生めん」を謳っている、「麺」にこだわった商品が続々と発売され にわかにヒットしているようでありますが、札幌円山動物園 白クマラーメン 塩の「麺」は 言うなれば「インスタントのように作れる生めん」であります。
その”生めん”と 奥深いうまさを感じさせる本物指向の「塩味スープ」により 多くのラーメン通を唸らせた札幌円山動物園 白クマラーメン 塩は、「パッケージが可愛い」ながらも「見かけによらない実力」で、これから先も一時のブームに留まらず 「北海道の名物ラーメン」であり続けるでしょう。
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