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2013年05月27日

甘納豆赤飯

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道外の方に驚かれる北海道特有の一品であり、目にも鮮やかなピンク色が特徴でありつつも、その色彩に馴染みのない方には異様な印象を与える事も多いのですが 道民にしてみると「赤飯」なる料理は、これがごく普通のモノであり、その色彩豊かな見た目以上に、よりインパクトを与え、不思議に思われるポイントは、そこに入っているのが、広く一般的な「小豆」ではなく、「あまぁ〜い 甘納豆」が あちこちに見え隠れしているところであります。
祝い事に用いられることの多い、いわゆる一般的な「赤飯」は、「小豆」を使用し その煮汁の色を利用して色づけをする調理法が全国的に普通の作り方なのでしょうが、ここ北海道で「小豆入りの赤飯」を目にする機会はほとんどなく、断然 「甘納豆」が入り、食紅で色づけされた甘納豆赤飯の方が、あらゆる場面に登場し 北海道のスタンダードになっています。
手作りから市販品に至るまで、道民の味覚に浸透し、定番で最もポピュラーな「赤飯」こそ甘納豆赤飯と言えるでしょう。
正直なところ「小豆」を使った「赤飯」を初めて目の前にしたとき、あまりに赤色が控えめだったために 北海道で「黒豆」を使って作り 弔事に振る舞われる「黒飯(こくはん)」と勘違いしてしまうほどでした。

甘納豆赤飯-5.png甘納豆赤飯-4.png

家庭で手作りする場合において、今や文明の利器である 炊飯器、電子レンジ、圧力鍋 などを使って作る方法も考案されているようですが、私の実家では昔から蒸し器を使って作っていたので、ごくごく簡単に、蒸し器で作る我が家流の甘納豆赤飯を紹介します。

<材料>
・もち米
・ 塩
・ 水
・食紅 適量
・甘納豆 お好みの量
・ごま塩

<作り方>
1.大きなボウルか鍋にもち米を入れて水をひたひたに注ぎ、加減しながら好みの色あいになるように食紅を入れて、3〜4時間程度おきます。
2.時間がたったらザルにあけて水切りをし、同時に蒸し器を火にかけて、すぐ蒸せる状態にしておきます。
3.蒸せる状態になったら、もち米を蒸し器に入れて、”やや硬め”までふかします。
4.ふかしたもち米を大きめの容器に移し、適量の塩と甘納豆を入れて、全体にまんべんなく混ぜ合わせます。
5.混ぜ合わせたら再び蒸し器に移して、程よい軟らかさになるようさらに約2時間ふかし、好みの量のごま塩をふって出来上がりです。

甘納豆だと、「小豆」のようにもち米に色が付きませんので、食紅を入れて鮮やかなピンク色の見た目に仕上げるのが北海道ならではの作り方であり、食欲をそそる「赤」が映えた、文字通りの「赤飯」が出来上がります。
もち米自体の甘さとプラスされた塩味をベースに「甘納豆」特有の甘味と「ごま塩」の香ばしさが加わり、おかず等がなくても単体で美味しく食べられるのが甘納豆赤飯の特長であります。
通常のご飯の代わりとしてよりも、味のイメージは和菓子に近く、食事とおやつの中間のような、味と満腹感を満たすことができる 見方によっては優秀な存在と言えるでしょう。
甘納豆赤飯の調理済み市販品は、スーパーの惣菜コーナーでパック詰め商品として売られていますし、コンビニではおにぎりコーナーに「赤飯おにぎり」として並んでいるのが、道内において日常の光景となっていますが、市販品に必ずと言って入っているのが真っ赤な「紅しょうが」であり、これは私だけかも知れませんが、この「紅しょうが」の赤色が付いた部分の味が、ピンポイントながら酸味と甘味のバランスが妙に美味しく、買い食いの際に最も貴重に感じる稀少スポットなのであります。

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甘納豆赤飯のルーツについては光塩女子短期大学の創設者である南部明子先生が、昭和20年代後半、「小豆の赤飯」に「甘納豆」を入れて作ってくれた母親の味が基となって自ら考案し、講習会などで広めたという説も数多くある中の一説でありますが、道内の他の地域、もしくは青森、長野でもそれ以前から食べられていたという証言もありまして断言は難しく、むしろ自然発生的に誕生し、たまたまブレイクした地域が「北海道の大地」であったという一品のような気がします。

道外の方には違和感いっぱいで、なんとも不思議な味に思われる事も多いのでしょうが ”おはぎ”や”ぼたもち” ”おしるこ”や”大福”などと同様の「甘味」と「もち米」のコラボにより構成された絶妙の一品と捉えていただければ 抵抗のある方でも いくらか納得して食べてもらえると思います。
「甘納豆」がゴロゴロっと入っていて、目にも鮮やかなピンク色の甘納豆赤飯こそが 北海道において王道の「赤飯」であり、道民にとってみると古くから食べてきた馴染みの味で、感覚的に「これが普通」と思う、最もポピュラーな「赤飯」なのであります。

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posted by nadenadeboy at 11:33 | Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月10日

きらら397

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今では全国的な常識となり、あくまで普通の事なのかもしれませんが、一般的に評価の低かった過去の認識を一変させ「北海道のお米は美味しい」のイメージを確固たるものにするのに最も貢献した品種であり、道内米の実力を知らしめた銘柄こそがきらら397です。
それ以前の北海道米は、甘みに乏しいうえ 粘りが無くパサパサの食感で、特におにぎりやお弁当などの冷めた時にその印象が強く、なんだかんだ言って 価格が安いので妥協しつつ辛抱して食べていた時もありましたが、残念ながらとても美味しいお米とは言えませんでした。
1980年に始まった、北海道における「優良米の早期開発試験」事業の中で行われたあらゆる研究の末、「コシヒカリ」の血を引く良味品種でありながら道内で栽培するには耐冷性に難のあった「しまひかり」と、早生種で、耐冷性に優れて多収量でありつつも、食味に劣り、典型的な従来の道産米らしい性格を持つ「キタアケ」の交配により誕生したのがきらら397です。
平成元年(1989年)に北海道の奨励品種(優良品種)に認定され市場に出回ると、外食産業から一般家庭まで 幅広くその美味しさに対する高い評価を得て、それまで道産米の代表的な銘柄になりつつあった「ゆきひかり」に取って代わり、一気に道産米の代表品種となりました。
その名の由来は、一般公募から選ばれた”キラキラ”と輝く白い雪をイメージさせる「きらら」と、 品種改良試験で使用していた育成系統番号「397」の組み合わせによりきらら397と名付けられました。
先頃の米の食味ランキングにて最高位である”特A”の評価を得た北海道米の「ななつぼし」と「ゆめぴりか」も、そのルーツはきらら397であり、 新潟や宮城などの米処を凌ぐ勢いで、北海道を「米王国」に導いたこれらの品種も、きらら397の存在がなければ、おそらく誕生していなかったでしょう。

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しかしながら”特A”に評価された二つの銘柄は 当然 ワンランク上ですので、確実に美味しいでしょうし、地元のお米がそこに位置している事が、道民として誇りにさえ思うのですが、価格のランクもそれなりに少々高めで けして庶民的でリーズナブルとは言えず、現実的な経済的負担を考えると、なかなか手が出ません。
その点きらら397は手頃な価格で買う事ができて味も良し、いわゆる”安くて美味しいお米”です。
つややかでほど良い粘り気にシッカリとした食感、噛むほどに広がる甘味も上質であり、炊きたての味は最高、冷めても味が落ちるような事は無く、おにぎりやお弁当にしても なんら問題なく食べられます。
多くの銘柄、産地がある日本人の主食である”米”ですが、味と値段のバランスから考えて、少なくとも中流階級と信じている我が家においてきらら397は最高の銘柄と言えます。

きらら397-2.jpgきらら397-5.jpg

「”B級グルメ”をテーマにしているブログに ”米” ってどうなの・・・?」
と、疑問を感じる方もいるのかもしれませんが、あくまで”北海道のB級グルメ”とは ”道民の身近な食べ物”と、個人的に捕えていますので、その視点から見ると ”米”こそ日本人の食生活には絶対に欠かせない、間違いなく身近な”B級グルメ”だと、多少強引ながらも位置づけました。
なんやかんや言っても
「おいしいご飯においしいおかず」
は 地域を問わず全ての日本人に共通するであろうニーズですので、手軽に買えて美味しいきらら397と、できれば北海道に関する”おかず”を揃えて食卓を彩っていただければ、道産子の一人として大変嬉しく思います。

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🏠 お米の稲田【北海道おこめ倶楽部】
きらら397-4.jpg


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posted by nadenadeboy at 07:37 | Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする