北海道では、ご飯のおかずや酒のつまみとして食べるほか、いろいろな料理の薬味として添えたり、味付けのアクセントとして調理中に加えたり、あらゆる形で山わさびが食べられています。
山わさびはアブラナ科の耐寒性の多年草で、「西洋わさび」や「ホースラディッシュ」「レホール」とも呼ばれ、清流、沢などの水辺で育つ”本わさび”とは違い、畑で栽培されています。
(その他の呼び名・ワサビダイコン、ウマワサビ、ウマダイコン、蝦夷山ワサビ、野ワサビ、根ワサビ。)
原産地は北東ヨーロッパで、日本には明治時代に食用として伝えられ、自然豊かな北海道では野生化している”山わさび”もあるようです。
山わさびの辛味は”本わさび”よりも強く、その特有の辛味と風味で和洋折衷、様々な料理によく合い
そば、冷奴、山かけ、ステーキ、ローストビーフ、刺身、焼き魚などなど・・・
それぞれの料理の美味しさをさらにアップさせる引き立て役として、とても重宝されています。
実は、市販されている粉ワサビやチューブ入り練りワサビの原料として、根を乾燥させて粉末にしたモノを使用している商品もあります。
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<山わさびのおろし方>
冷えた山わさびを水洗いして葉の部分を切り落とし、付いている汚れを落とします。
皮を剥き(好みで剥かなくても良いです)、葉に近い茎の方から、辛味や風味が際立つよう、極力キメの細かいおろし器を使い、あまり力を入れずに、ゆっくりと円を描くようにすりおろします。 (※ 目に来ますので、それなりに覚悟して下さい)
山わさびの辛味成分は時間が経つと揮発してしまうので、使う分量だけすりおろすのがベストです。
一度に全部すりおろした時の風味保持の手段として、おろした山わさびにしょう油を加えた”しょう油漬け”を作って冷蔵庫に保存しておき、ごはんのおかずにするのはモチロン、好きな時に好きな用途で活用する方法もあり、むしろコチラの形が北海道において最もポピュラーなスタイルです。
とにかく”しょう油”との相性が抜群で、日持ち効果をアップさせるその組み合わせは、他を寄せ付けない最高のコラボです。
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山わさびの辛味成分には解毒作用、抗ガン効果、食欲増進効果、生活習慣病や老化防止、血液サラサラ効果などがあり、そのうえ消臭効果や体内から余分な塩分を排出させるカリウム・ビタミンCも豊富で、元気な毎日を支える健康面から見ても、非常にありがたい食品と言えます。
しかも抗菌性に優れている成分を含み、食品の保存技術に広く利用されています。
健康維持、向上の為のさまざまな効能もありますが、何よりも食べて美味しいのが最大の特長であり、山わさびにしかない 舌にピリッと来て鼻に抜ける爽やかな辛味とどこか奥の方でわずかに感じる甘味は、まさしく「クセになる美味しさ」であり、豊かな自然が生んだ”北海道発のB級グルメ”であり、よりたくさんの方に食べてほしい逸品であります。
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