子供のころから いつもあるのが当たり前で それほど意識していなかったのですが、サイコロキャラメルって 実は北海道限定商品のお菓子だったのです。
先日訪れた道東の観光地で、何気なく入ったお土産物屋の店員さんに「それ北海道でしか買えないよ!」なんて言われて、「あれ? そうなの?」なんて思ってしまいました。
早速 調べてみたところ、確かに北海道だけで製造販売されている商品であるということが分かりました。
サイコロキャラメルは元々 国内有数の菓子メーカーである「明治製菓」が 1927年10月より製造販売を開始し 全国で売られていたロングセラーのキャラメルであります。
戦前、戦中、戦後と 甘い物が貴重だった時代を駆け抜け、高度成長期の豊かになった生活の中に溶け込み、発展し続ける現代に至るまで、子供たちの欲求を満たしてきた、「定番キャラメル」なのであります。
明治グループである函館の「道南食品」は、売り上げ減少に伴い2016年3月末に全国出荷が終了していたサイコロキャラメルの製造・販売を 当社単独で再開し、歴史ある伝統の味を復活させました。
北海道地図をあしらったパッケージや、商品名を北海道サイコロキャラメルとした点などから、「北海道を振り出しに、新たなスタートを切りたい」と語る 同社の強い意気込みが感じられます。
サイコロだけに すごろくで言う「ふりだしに戻る」って意味合いも含まれているのでしょう。
販売されているパッケージはいくつかあるものの サイコロ型の小箱が五つ並んで包装されているものが お馴染みのスタンダードスタイルであります。
サイコロの目がプリントされた立方体の小箱は 一辺が25mmで それを2分割した形がサイコロキャラメル一粒の大きさであります。
他のキャラメルに比べて一粒がやや大きく、口に入れたときの存在感が他とは違うボリューム感であります。
甘さはマイルドでほど良い感じ、ミルク感もそこそこあり、生キャラメルのようなあっというまに消える食感はないものの、じっくりと口の中で溶けてく感じは、なつかしい昔ながらの食べ応えであります。
国内のキャラメル市場は ここのところ不振が続いているようで、各菓子メーカーも伝統を守りつつもやや縮小傾向にあり、残念ながら消えて行ったキャラメルがいくつもあります。
そんな現状でありながら いつまでも残して欲しいと願う 思い出のキャラメルが、世代を越えて多くの人にあることでしょう。
それは人それぞれであり 地域などで違うとは思いますが、おそらくこのサイコロキャラメルもそんなもののひとつであり、道南食品さんが このサイコロキャラメルを絶滅の危機から救ってくれたことに心から感謝し 道産子のひとりとして応援し続けて行きたいと思います。
◆”サイコロキャラメル” 購入は 🏠 楽天市場 取り扱いショップ 🏠 Yahoo! 取り扱いショップ 🏠 Amazon 取り扱いショップ ▼イチオシショップ 🏠 北海道お土産探検隊 |
スポンサード リンク
北海道サイコロキャラメル 5本入 | 北海道サイコロキャラメル | 10本入り)北海道サイコロキャラメル 10粒 | ||||||