これぞ、わが北海道の「定番中の定番B級グルメ」であり、大勢で食べるいくつかの郷土料理の中で、肉部門の代表が”ジンギスカン”ならば、海の幸グルメを代表するのがちゃんちゃん焼きです。
北海道内の漁業が盛んな漁師町、またの名を「ハマ」において、一躍名物となっている庶民の味であり、海を相手に戦う男たちの 幾分荒っぽいその気質が生み出したであろう、豪快かつ大胆でチョッピリ雑な調理法、いかにも威勢の良い”やん衆”を連想させるグルメであります。
最もポピュラーなメイン素材の魚は”鮭”なのですが、同類である”マス”や、その他 ”ホッケ”や”サンマ”のちゃんちゃん焼きなんてのもあり、鮭とはまたひと味違った美味しさなので、新鮮なモノが手に入るそれぞれの”旬”の時期におススメです。
気になるちゃんちゃん焼きの語源についてですが、感覚的に「調理中に鉄板が”ちゃんちゃん”と音をたてることから」もしくは「食べるときに皆がハシでつつく”ちゃんちゃん”と言う音から」のどちらかだろうと思っていましたが、調べてみるとたくさんの説があり「お父ちゃんが焼いて調理するから」 「ちゃっちゃと(=素早く)作れるから」 「鮭を焼くときに、鉄板が”チャンチャン” という音が立てるから」 「仕事中の漁師が親方の目を盗み、浜でスコップを使い鮭を焼いて食べたときにちゃんちゃんこで身を隠していたから」 「焚き火を起こすときの火打石の音から」 「できあがるのが待ちきれなくて、おはしで食器などを叩いた音が”チャンチャン!”と鳴っていたことから」など、もはやどの説が正解なのか、さっぱり分かりません。
【鮭のちゃんちゃん焼きの作り方】
1. タマネギ、長ネギ、キャベツ 、もやし、ピーマン 、ニンジン、しめじ、しいたけ、ニラ、などの野菜を適当な大きさに切っておく。
2. 鮭の半身に、 塩、コショウで下味をつけておく。
3. 鮭の半身に合った、大きな鉄板またはホットプレートを用意し、熱してバターを敷く。
4. 真ん中が空くように切っておいた野菜を置き、真ん中に半身の鮭を皮を下に向けて置く。
5. 味噌を酒で溶き、みりんか砂糖を少量混ぜたタレを作り(”ちゃんちゃん焼きのタレ”なる市販品もあります)、鮭の身に塗るか、周りに流しいれて、アルミホイル等でフタをして蒸し焼きにする。
6. 火が通ったら鮭の身をほぐして、野菜とほど良く混ぜ合わせて出来上がりです。
※あくまで基本的な作り方であり、地域や家庭によって若干違いがあります。
盛り付け方など細かい決まりは一切なく、食べ方は単純明解、シンプルに各々が直接ハシで取って食べます。
いろいろな野菜とホクホクとした鮭に、ほど良い甘味の味噌ダレが絡み、三位一体の味わいでハシが止まらなくなってしまいます。
味付けに関しては 唐辛子、ニンニク等でアレンジしても良いですし、半身の鮭がなければ切り身でも十分で、あまりモノの野菜も入れてしまえば、大半が片付いちゃいます。
野菜がタップリ取れてヘルシーですし、ビタミンやミネラル、アスタキサンチンなど、「泳ぐ栄養カプセル」とも言われる鮭の豊富な栄養を、普通の”焼鮭”とは比較にならないくらい取り入れる事ができます。
日本酒、ビールのお供にバッチリですし、白飯にも合い、子供も予想を超える食べっぷりで、最初、出来上がりのボリュームを見た感じでは「食べ切れないかなぁ〜」と心配になってしまいますが、最終的に「足りなかった?」となってしまうような、恐ろしいほどの消費ぐあいで いつまでも飽きの来ない味わいは”食べ過ぎ”など、様々な点で注意が必要なくらいです。
決まり事ではないのですが、できれば野外で、気の合う仲間と ”ワイワイ” ”楽しく” ”開放的” に、北海道の美味しい空気を満喫しつつ味わうのがベストなのかもしれませんが、少人数で、しかも屋内で手軽に味わえるようなレシピもいくつかネットで紹介されていますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
色どりや上品さの点で見ると、けして上級なグルメとは言えないちゃんちゃん焼きですが、深くて豊かな味わいと言う点で、どんな高級料理と比較してもひけをとらない、まさに「味は一級品!」と呼べる"道産子B級グルメ”です。
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