北海道の味付けジンギスカンを語る時に忘れてならないのが義経ジンギスカンです。
特に北海道の中心である札幌で生まれた味付けジンギスカンで、有名なブランドって意外にも少なく、イメージでは長沼や滝川などの味付けジンギスカンの方が認知度が高いような気がします。
と言うのも、札幌のビール園や羊ヶ丘展望台などの観光スポットで名物となっているジンギスカンに代表されるように、肉を焼いた後にタレをつけて食べる、いわゆる「後付け」のスタイルが広まり、味付けジンギスカンはやや押され気味だったことが要因だったのだと思います。
市販されているパック詰め「義経ジンギスカン」ですが、製造は 昭和41年6月に設立された「ヨシツネ食品」で、外食チェーンとして主に札幌市内で店舗展開し、庶民的な雰囲気と価格で固定客も多く、古くから根強い人気の「義経ジンギスカン 」のお店の味を伝承し、手軽に家庭で楽しめるよう、各種銘柄をそれぞれの趣向に合わせた味わいで商品化しています。
マーケットにおけるシェアで見ると、けして高いとは言えないのですが、「この味でなきゃダメ!」と言う方も多く、派手な宣伝などがなくてもコンスタントに売れ続けている、札幌生まれの味付けジンギスカンであります。
“ヨシツネ“の社名の由来についてですが、モチロン”源義経”から付けられました。
幼名である「牛若丸」の名でも知られていて、武蔵坊弁慶との五条の大橋での出会いを始め、歴史上の英雄として数々の伝説を生んでいる源義経。
兄・頼朝と共に、一代にして鎌倉幕府を築きながらも後に対立し幕府を追われ、北海道から蒙古に渡ってジンギスカン(チンギス=ハーン/蒙古の帝王)になったという伝説もその一つであります。
ヨシツネ食品HP上では
「北海道の風土から生まれた『ジンギスカン』として、皆様に親しまれ愛される『源義経』のような存在でありたい、という願いから『ヨシツネ食品株式会社』と命名されました。」
と記されていますが、もっと単純に「ジンギスカン」→「チンギスハン」→「源義経」と連想しただけではないかと、関係者でもない部外者ながら勝手に想像しています。 m(__)m
昔ながらのレトロな印象のパッケージは、札幌発味付けジンギスカンの先駆けとなった、伝統を感じさせます。
肉はやや厚切りながら、焼き過ぎたりしなければとてもジューシーで柔らかく、秘伝のタレがシッカリと浸み込んで気になる臭みも全く無く、もやし、キャベツ、人参、ピーマン、長ネギ、玉ねぎ、行者ニンニクなど、野菜も美味しく食べられます。
また、最近教えてもらったのですが”しらたき”なども合いますし、シメで”うどん”や”やきそば”の麺を入れてタレを絡めれば、最初から最後まで存分にその味を堪能できます。
年がら年中 野外から室内まで、季節や場所を選ばず、とにかくビールには最高ですし、ごはんのおかずとしてもピッタリで 子供にも大人気、きっと道産子なら分ってくれると思いますが、白飯に浸みたタレを想像するだけで食欲をそそり、すぐにでも食べたくなってしまいます。
北海道のあらゆる町で、それぞれの個性で名物となっている”味付けジンギスカン”の銘柄がありますが、北海道の中心である大都市「札幌」の”味付けジンギスカン”の代表と言えば間違いなく義経ジンギスカンです。
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