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2011年11月30日

豪雪うどん

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富士山と良く似た姿から蝦夷富士とも呼ばれる雄大な”羊蹄山”を間近に望み、相対するように上質のパウダースノーが、道内外の方から海外のスキー客にまで大人気のスキーリゾート、”ニセコアンヌプリ”が見え、その他周囲を大小の山々に囲まれた盆地にその町はあります。
その町こそ、後志地方の中心として栄えた町であり、北海道の中でも有数の豪雪地帯でもある倶知安町で、「男爵イモ」の銘柄で知られる”ジャガイモ”の一大産地もあるのです。
その倶知安町で、小麦粉よりも手に入りやすい”ジャガイモ”の”澱粉”を使い、古くから農家の家庭料理として食べられていた”でんぷんうどん”を、地元で獲れた”ジャガイモ”を原料にして商品化したものが豪雪うどんであります。
その名前の由来は、雪の多い倶知安の特徴と、新雪のように白く透き通った麺から来ていて、開発した「ホテル第一会舘」によりその名が付けられました。
開発にはいろいろと苦労も多かったようで、でんぷん質を多くすることでツルツル、シコシコ、プリプリ感は増しますが、すぐに麺がちぎれたりしますし、少し時間をおいただけでボロボロに崩れてしまったりで、とても自信を持って提供できるシロモノにはならなかったようです。
その食感、のどごしの良さを落とさずに麺の形を保つ事ができる、最適なデンプン質の割合を、幾度と失敗しながらも、日々の度重なる試行錯誤の末にやっとの思いで導きだし、完成させたのがこの豪雪うどんであります。

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豪雪うどんには、”生麺”と”乾麺”があり、調理する際の茹で時間に若干の違いがあります。
”生麺”は弱火で約10分、”乾麺”は中〜強火で約7分の茹でまして、そのあとは両者共通となりますが、 茹であがった麺を素早くザルにあけ、冷水を ”一気に” ”タップリと” ”容赦なく” かけて、十分にもみ洗いします。
別鍋にお湯を沸かし水洗いした 豪雪うどんを再び湯せんします。
どんぶりに用意しておいたスープに豪雪うどんを入れて出来上がりです。
また、暑い時期には冷たいまま”ざるうどん”にして ツルツル、シコシコ の爽やかなのど越しを楽しんでも、とっても美味であり、一味違う豪雪うどんを感じる事ができます。

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「なんだかんだ言ってもうどんでしょ?」と思いながら麺をひと口すすると、想定していた”うどん”とは違うツルツル感に驚き、さらに噛んだ時の強烈な弾力は、認識している”うどん”の範疇を超え、どちらかと言うと”冷麺”を想像していただいた方がシックリ来て、分りやすい感じです。
スープはかつおだしを効かせたしょうゆベースのオーソドックスな”つゆ”が最も基本形であり、その独特の美味しさを存分に味わう事ができますが、味噌味やカレー味、冷麺のように韓国風にしてみたり、パスタもどきにするなど、アイディア次第で、オリジナルの”マイ豪雪うどん”が出来るかもしれません。(冒険をしていないので、まことに無責任な発言ではありますが・・・)
仕事上、時々訪れるのですが、倶知安は今冬も雪がたくさん積もり、一面”白一色”の景色になりつつありますが、毎年、とんでもない量の積雪を相手に戦い、繰り返しやって来る厳しい冬をことごとく乗り切る町民のたくましさは、まさに豪雪うどんの”コシ”のように力強く、同じ道民でありながら心から敬服してしまいます。

”豪雪うどん” 購入は
🏠 楽天市場 取り扱いショップ
🏠 Yahoo! 取り扱いショップ
🏠 Amazon 取り扱いショップ

▼イチオシショップ
🏠 北海道フーディスト通販楽天市場店
豪雪うどん-2.png


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posted by nadenadeboy at 12:24 | Comment(0) | めん類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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