おなかを元気にする乳酸菌飲料は日本中に数あれど、北海道の地において カツゲンの存在ぬきに乳酸菌飲料を語ることは出来ません。
「雪印メグミルク梶vが製造するソフトカツゲンは、二大乳酸菌であるブルガリア菌とアシドフィラス菌が豊富な とっても体に良い健康飲料であるとともに、爽やかな酸味と適度な甘味の バランスの良いスッキリとした美味しさで 1956年の誕生以来 今も多くの道民に飲み続けられている 言わば北海道の「ソウルドリンク」であります。
カツゲンのルーツを簡単におさらいすると そもそも 戦時中に軍人の栄養源として飲まれていた牛乳由来の「活素(かつもと)」と名付けられた飲み物が始まりで、様々な事情により一旦姿を消すものの 戦後になって 某大手乳酸菌飲料メーカーの北海道進出に危機感を感じた 「札幌酪農牛乳(さつらく)」が「活源」の名称で復活させ 美味しい健康飲料として全道各地に広まり定着することとなりました。
そんなこんなの歴史的な経緯により、特に企業の戦略的な意図もなく また 北海道が酪農王国であることも手伝って 結果的 必然的に「北海道限定商品」となってしまったのだと、勝手ながら想像してしまいます。
近年、特に「雪印メグミルク」が発足してから バラエティーに富んだ味のカツゲンが、間を置かず次々とリリースされており、以前に取り上げたももカツゲンもそのひとつであります。
その他にも分かっているだけで レモン、ぶどう、ピーチ、いちご、ハスカップ、みかん、冬みかん、はっさく、シークヮーサー、シトラス、マンゴー、バナナ、マスカット、キウィ、さくらんぼ、グレープフルーツ、うめ、りんご、青りんご、洋ナシ、フルーツミックス・・・など、フルーツ味を中心としたラインアップがひっきりなしに登場し 「カツゲンファン」にとってみると 常に新商品が楽しみになってきますし、「カツゲンファン」ならずとも、好奇心をくすられ ついつい興味を引かれてしまう状況が ここ数年続いています。
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今回 取り上げる白ぶどうカツゲンに 果汁は一切使われていないのですが、そもそも 「白ぶどうとは何ぞや?」 と言う根本的な疑問が湧いてきます。
早速 調べてみたところ、「ぶどう」という果物を分類する場合、見た目の色で分類するのが通例で 大まかに「黒、赤、白(緑)」の3種類に分けられるそうです。
また、「ぶどう」と一言で言っても 厳密には想像をはるかに超える品種が出回っており 中でも アレキサンドリア、ナイアガラ、ロザリオビアンコ、ピッテロビアンコ、ネオマスカット、イタリア などが白ぶどうの代表的な品種として挙げられます。
味や原産種による分類法もありそうですが、あくまでも「皮の色」による分類のみであり、外観で「白(緑)色のぶどう」は もれなく白ぶどうになります。
ちなみに白ぶどうから連想する「マスカット」は 黒色の 「ニューヨークマスカット」 と言う品種も存在し、一概に 「マスカット=白ぶどう」 とはなりません。
結局、白ぶどうカツゲンの味わいがどの品種にあたるのかは 私自身がそれほど「ぶどう好き」ではなく ましてや専門家でもないので、残念ながら不明ということで御勘弁ください。
<原材料名>
糖類(砂糖・異性化液糖、水飴)、乳製品、安定剤(CMC)。酸味料、香料、カラメル色素
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味は カツゲンならではのバランスの良い酸味と甘味に、いわゆる「マスカット的」な白ぶどうの爽やかで芳醇な香りが加わり、フルーティーな味と香りを強く感じつつも、後に残らないスッキリとしたキレのある飲み口になっています。
プレーンよりも若干ジュース寄りな印象の味なので子供も喜んで飲んでくれますし、どうせなら糖分タップリのジュースよりも 乳酸菌パワーいっぱいの白ぶどうカツゲンを飲ませて、より一層元気で健康な成長期の体作りに役立てて欲しいところであります。
また 受験シーズンになると ”「勝源」飲んで受験に勝つ” などと縁起をかついだ文言がパッケージに表記されたりしますが、御利益やジンクスといったこじつけではなく、受験生には 日頃から飲んでお腹の調子を整えた上で 毎日の受験勉強に励んでもらい 来たる受験シーズンに備えてほしいところであります。
白ぶどうの品種についての明確な答を出すことが出来ず、やや消化不良気味であるとともに 「新カツゲン」の入れ替わりがあまりに激しいので 既に販売されなくなっているかもしれませんが 率直に美味しい「フルーティーカツゲン」のひとつとして 「カツゲンファン」の一人である私が特に気に入っているのが この白ぶどうカツゲンであります。
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