日本の食文化の発展と共に広まり、世界各地のあらゆる種類の製法が取り入れられ、様々な銘柄の商品が販売されている「チーズ」
今では当たり前のように食べられている「チーズ」ですが 日本における「チーズ」の歴史を考えた時に欠かせないのが雪印 6Pチーズであり、その特長ある形態と日本人の味覚にマッチした味で、西洋の食文化において最もポピュラーな存在であった「チーズ」を 我が国の一般家庭に普及 浸透させるのに大いに貢献しました。
円を扇形に6等分した独特のスタイルの「6Pチーズ」と称されたチーズ商品、現在では「雪印メグミルク」の他に 「明治乳業」 「森永乳業」 などからも販売されていて、特に売り場で目立つようなことはなくなりましたが、あくまで雪印(スノーブランド)の「6Pチーズ」が元祖であり、酪農王国北海道が生んだプロセスチーズの原点とも言えるでしょう。
種類別 プロセスチーズ
原材料名 ナチュラルチーズ、乳化剤
栄養成分 1個(約20g)当たり/エネルギー: 65kcal/たんぱく質: 4.2g/脂質: 5.3g/炭水化物: 0.2g/ナトリウム: 200mg/食塩相当量: 0.51g/カルシウム: 114mg
内容量 120g(6個入り)
賞味期限 270日間
歴史は古く、雪印乳業の前身に当たる北海道酪農販売組合連合会が1935年に発売した、6ポーションのチーズが元祖であるとともに、「6Pチーズ」の呼び名は商品名ではなく あくまで愛称でありました。
ちなみに"P"は"Piece(ピース)"(かけら)ではなく"Portion(ポーション)"(部分)の頭文字であります。
現在売られているものとほとんど同じ商品デザインの雪印 6Pチーズが完成したのは1954年で、現在のものはフタが紙カートンでありますが、当時は透明フィルムだった点がわずかに違うくらいであります。
製法を簡単に説明すると、数種類のナチュラルチーズを混合した後加熱して融かし、包装用のアルミ箔がはめ込まれた型に流し込んで、さらにパッケージの紙ケースに充填後、冷蔵庫で急速冷蔵して完成となります。
クセがなくほんのりと甘みを感じられる味わいとシットリなめらかな口当たりは、子供からお年寄りまで、はたまた、チーズ通の上級者から私のような一般人まで、マイルドで食べやすく 誰もが楽しめるスタンダードな美味しさであります。
食べ方としては ワインなどのお酒のお供や子供のおやつとして最適なのはもちろんのこと、クセのないマイルドな風味ゆえに いろんな食材に合わせやすく あらゆる料理の1アイテムとして雪印 6Pチーズを使ったオリジナルレシピも多数紹介されています。
「雪印メグミルク」により製造販売されている雪印 6Pチーズも徐々に味の種類が増えてシリーズ化しており、定番であるノーマル版の「6Pチーズ」の他に、北海道限定の商品をはじめ、いろいろな味が楽しめるようになりました。
言うまでもなく乳製品のひとつであるチーズは、栄養豊富な牛乳を原料に作られているわけですから体に良い食品であることはモチロンのこと、何より世界中で作られ食べ続けられているということは、それなりに理由があることの証であると思います。
しばらくご無沙汰だという方も多いでしょうが、平成16年度(第23回)食品ヒット大賞ロングセラー賞を受賞し、誰もが認める日本のチーズの原点雪印 6Pチーズの美味しさを久しぶりに確かめてみてはいかがでしょうか。
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