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2012年11月28日

甘酒

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北海道の限定品を調べていたら、森永の甘酒が北海道地区限定で販売されている(のちに全国発売かも?)ことを知り、北海道民が甘酒好きなことを初めて知りました。
今でも冬の寒い、しばれる時期になると缶入りのあったかい甘酒を買ったりしていますが、子供のころは家で頻繁に作ってくれて、と言うより、むしろ厳しい寒さをこれで凌げと言わんばかりに飲まされていました。
家ばかりではなく町のスキー大会や冬祭りなど、いろいろな冬のイベント開催時に大量に作られていたりして、当時は体を温める飲み物の代表的存在でありました。
なるほどその効果は確かで、手がかじかむほど体のあちこちが冷えてどうしようもなくなってきた時など、アツアツの甘酒を ひとくち飲んだ途端、生き返るようなホッとする感覚を実感できましたし、今でも「寒い!」と感じると、条件反射で湯気が上がっているアツアツの甘酒を連想し、無性に恋しくなってしまうこともしばしばです。

甘酒の作り方には大きく分けて麹を使用する方法と酒粕を使用する方法がありますが、実家で作っていたのは酒粕の甘酒でありまして、子供のころおつかいで酒粕を買いに行っていたことを鮮明に覚えています。

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<酒粕を使った甘酒の作り方>
板粕の場合
@板状の酒粕を手でちぎったりして小さく分けます。
A鍋に水と酒粕を入れ、酒粕が溶けるまで火にかけます。
練り粕の場合
@鍋に練り粕と少量の水を加えて、火にかけながらよく溶きまぜます。
A酒粕が溶けたら全体量の水を入れて、さらに煮ます。
ここからは共通
B好みの味になるよう味を見ながら砂糖を加えて出来上がりです。
C仕上げの隠し味的に塩を加えても良いですし、おろしショウガやショウガ汁を加えると、体の芯から温まるポカポカ効果がさらに高まります。
夏場はキンキンに冷やしても意外にサッパリで美味しいです。

甘酒に加える素材の一例として 豆乳、牛乳、ミカン、リンゴ、レモンなどの果汁、ヨーグルト、などなどがあり、苦手な方にも飲みやすい味になったりしますので、いろいろと試してみてオリジナルテイストの甘酒を創り上げてみても面白いと思います。

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近年、健康飲料として注目されはじめている甘酒、その栄養成分は「点滴」に匹敵するとも言われています。
とあるテレビ番組で実験していたのですが、いくつかの素材の中でこの甘酒が、唐辛子、ショウガ、焼き芋などの並みいる強敵を抑え体温の上昇率で堂々の一位となり、さらにポカポカの持続性も高く、冷え性対策に最も効果があることが実証されました。
その他、美肌効果も抜群で、肩こりやイライラの解消、善玉コレステロールを増やし、血液をサラサラの状態にしますし、とにかく体にイイ事だらけの飲み物であります。
ただし、酒粕で作る甘酒には、若干のアルコール成分が含まれますので、苦手な人やお子様、車を運転する際には注意が必要です。

最近では、甘酒を作る家庭も減っているようで、未だに飲んだことがないという子供が多いようですが、寒さに負けない体作りのためにもぜひ作って飲ませてあげてほしいところです。
大人の方にとってもサプリメントなどに頼るより栄養豊富で経済的、冬の屋外作業のお供に最適ですし、何といっても想像以上の美味しさですので、北海道の”しばれる”冬にピッタリの甘酒をどんどん作って日々飲んで頂き、多くの人が元気になればと思います。

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posted by nadenadeboy at 08:24 | Comment(0) | 健康飲料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月26日

毛ガニ

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北海道グルメの中でも海産物の代表と言えば、多くの方が連想するであろう、北海道を訪れる観光客やお取り寄せでも大人気の毛ガニ
当然、美味しいからこそ人気があり、定番の北海道グルメとなってはいるのですが、いかんせん需要と供給のバランスや漁の経費など、諸々の理由で安易に手が出せる価格では購入することができず、とてもとても「B級グルメ」とは言えない代物ではあります。
そんな高級品である毛ガニですが、オホーツク海に面した道内でも一二を争う産地で生まれ育った私としては、子供のころボウルに入れられた2〜3杯の毛ガニをおやつとして出されていたこともあり、雑で勿体ない食べ方、途中で飽きてしまうことも多く「高価でなかなか食べられない特別なモノ」という認識が生まれたのは10代後半くらいからでした。
故郷を離れ、道央に移って数十年経った現在では、毛ガニを味わう機会も少なくなり、それこそ”幻の味”にドンドン近づいている気さえします。
それでも年に数回、故郷の町から毛ガニを贈られてくることもあり、多大な出費もなくありがたく味わわさせていただいています。

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道内の主な産地としては 春がオホーツク海沿岸、夏が噴火湾で漁が行われ、船上で資源保護のためにメスと小さいオスは海へ戻すなど一定の基準を設けて漁をしていますので、ロシアなどの外国産とは身入りが全く違う良質な毛ガニのみが「北海道産」として市場に出荷されています。
脚肉や肩肉の身は、キメが細かく繊細な食感で、他のカニにはない上質で風味豊かな美味しさ、1パイでは量的に物足りない気もしますが”量より質”で食通も満足の味わいです。
そして、毛ガニの価値を高めている最大の要因はタップリと詰まっている濃厚なカニミソであり、他のカニでもカニミソは食べられるものの、毛ガニのミソはワンランク上で他を圧倒するダントツの美味しさ、市場の評価が違うのもうなずけます。

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近頃では冷凍技術も向上しており「浜茹で」の毛ガニを瞬間凍結するのはモチロン、ただ単に凍らせているだけではなく、毛ガニを氷で覆い乾燥を防ぐ凍結方法も増えてきました。
「氷結毛ガニ」を食べた実感としては、水分が抜けることなく本来の旨みがしっかり閉じ込められており、脚などの身は瑞々しくプリプリ、ミソも程良い硬さの状態で堪能できます。
いずれにしても冷凍の毛ガニを美味しくいただくには、解凍法が重要なポイントで、けして急速に解かしたりせず、あくまでもゆっくりと解凍することであり、冷蔵庫で一晩〜丸一日かけて解凍していくのが最適かと思います。
逆に解かし過ぎも禁物で、水分が抜けて一緒に旨みまでもが抜けてしまうと味気なくなってしまいますので、その点は注意していただきたいところです。
また、生きたままの「活毛ガニ」もありますので、より新鮮なモノを食べたいという方にはおススメです。
しかし、毛ガニと一緒に入れられている”おがくず”の処理や調理など、当然生きていますので扱いに慣れていないとなかなか大変です。

とかなんとか いろいろと書いてきましたが、結局のところ 遠い昔に、辺りを汚さないように新聞紙を広げ無造作に置かれた毛ガニを、身をキレイに削いだりすることもなく勿体ない感じで雑に食べていた、しかしながら「獲れたて」「茹でたて」で鮮度の点からみると抜群の、冷凍などしていない「生」の状態の毛ガニこそが、今となってみると最強に美味しい逸品だったということであります。
いろいろなモノが進歩し時代が移り変わっても、北海道の海で獲れた毛ガニは、多くの人が求める「北海道の海の幸」の代表格であり続けるでしょう。

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posted by nadenadeboy at 11:08 | Comment(0) | 水産品 水産加工品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月25日

三平汁

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北海道の 特に漁師町に生まれ育った道産子にとって、子供のころから食べ続けていてすっかりお馴染みの定番メニュー 三平汁
「さんぺいじる」と読むその汁物は、海産物の宝庫である北海道の郷土料理であり、使用する材料は有り余るほど豊富、取り立てて「B級グルメ」と称すほるど道民にとって特別な存在ではなく 「味噌汁のチョイおかず寄り」とでも言いましょうか、あまりに当たり前すぎる家庭料理なのであります。
簡単に言いますと、昆布で出汁をとり、サケ、ニシン、タラ、ホッケなどの魚の塩引き、もしくは糠漬けを 大根、ニンジン、ジャガイモなどの根菜類と一緒に煮た塩味ベースの汁物であり、北海道の厳しい冬にピッタリ、体の芯から温まり、スッキリとした口当たりで魚介の持つ旨みが味わえる逸品です。
特にサケの頭にあるゼラチン質の部分は絶品で、個人的には切り身部分よりも ”プルっ”とくる食感が大好きな部位であり、おそらくコラーゲンもたっぷり摂れて美容にも良いでしょう。

塩鮭(新巻鮭など)を使った三平汁の作り方です。
<材料>
塩鮭の切身もしくはアラ
ジャガイモ
大根
人参
昆布
<調理方法>
@鍋に水をはり昆布を入れ、約1時間つけておく。
A塩鮭は食べやすい大きさに切り、サッと下ゆでしておきます。 (※下ゆでする事により、汁が濁るのを防ぎ、澄んでキレイな仕上がりになります。)
B全ての野菜を食べやすい大きさに乱切り(大根や人参は半月切り、いちょう切りでも良い)にします。
C@の鍋から昆布を取り出し、Bの野菜を入れ、火にかけます。
D全ての野菜がある程度柔らかくなったら、Aの塩鮭を加え更に煮込みます。
Eある程度煮込むと、塩鮭から塩分がでて程良い塩味になってくるので、味見をしながら 塩かしょう油で味を調えて出来上がりです。
お好みでショウガや唐辛子などを加えても良いでしょう。

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鮭は塩鮭に限らず、生のサケを使い塩で味を付けても良いですし、地方によってはタラで作る三平汁が主流だったりします。
また、ニシンやホッケを使い、同じような調理法で作る三平汁も存在しますし、入れる野菜ついてもネギ、白菜、キノコ類などを入れたり、コンニャクを加えたり、さらに味付けも味噌仕立てだったり、地域や家庭ごとの様々な三平汁があり、道民の間でも 呼び名が「三平汁」と同じであっても、それぞれの地域、家庭で認識が違ったりします。

そもそも三平汁なる名前の由来については諸説あり、漁師の斉藤三平が松前藩の殿様にこしらえた汁だという説、南部藩家臣の斉藤三平が奥尻島で振舞った汁が元となっているという説、有田焼(伊万里焼)の陶祖、李三平の三平皿に盛る汁だからという説、北海道開墾に従事した屯田兵や人足達が安価な材料で作った賄い料理だという説・・・
結局、裏付けもないこともあり、どれが正解なのか安易に断言することはできませんが、よく親から聞かされていたのは
「三平さんが考えたから三平汁なんだよ」
というセリフであり、物心ついたころから現在までず〜っとそう思い込んできたので、その昔、北海道のどこかにいた考案者である三平さんに敬意を表し、素朴でありながらも奥深い北海道の味を美味しく頂こうと思います。

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posted by nadenadeboy at 18:06 | Comment(0) | 水産品 水産加工品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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