北海道の限定品を調べていたら、森永の甘酒が北海道地区限定で販売されている(のちに全国発売かも?)ことを知り、北海道民が甘酒好きなことを初めて知りました。
今でも冬の寒い、しばれる時期になると缶入りのあったかい甘酒を買ったりしていますが、子供のころは家で頻繁に作ってくれて、と言うより、むしろ厳しい寒さをこれで凌げと言わんばかりに飲まされていました。
家ばかりではなく町のスキー大会や冬祭りなど、いろいろな冬のイベント開催時に大量に作られていたりして、当時は体を温める飲み物の代表的存在でありました。
なるほどその効果は確かで、手がかじかむほど体のあちこちが冷えてどうしようもなくなってきた時など、アツアツの甘酒を ひとくち飲んだ途端、生き返るようなホッとする感覚を実感できましたし、今でも「寒い!」と感じると、条件反射で湯気が上がっているアツアツの甘酒を連想し、無性に恋しくなってしまうこともしばしばです。
甘酒の作り方には大きく分けて麹を使用する方法と酒粕を使用する方法がありますが、実家で作っていたのは酒粕の甘酒でありまして、子供のころおつかいで酒粕を買いに行っていたことを鮮明に覚えています。
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<酒粕を使った甘酒の作り方>
※板粕の場合
@板状の酒粕を手でちぎったりして小さく分けます。
A鍋に水と酒粕を入れ、酒粕が溶けるまで火にかけます。
※練り粕の場合
@鍋に練り粕と少量の水を加えて、火にかけながらよく溶きまぜます。
A酒粕が溶けたら全体量の水を入れて、さらに煮ます。
※ここからは共通
B好みの味になるよう味を見ながら砂糖を加えて出来上がりです。
C仕上げの隠し味的に塩を加えても良いですし、おろしショウガやショウガ汁を加えると、体の芯から温まるポカポカ効果がさらに高まります。
夏場はキンキンに冷やしても意外にサッパリで美味しいです。
甘酒に加える素材の一例として 豆乳、牛乳、ミカン、リンゴ、レモンなどの果汁、ヨーグルト、などなどがあり、苦手な方にも飲みやすい味になったりしますので、いろいろと試してみてオリジナルテイストの甘酒を創り上げてみても面白いと思います。
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近年、健康飲料として注目されはじめている甘酒、その栄養成分は「点滴」に匹敵するとも言われています。
とあるテレビ番組で実験していたのですが、いくつかの素材の中でこの甘酒が、唐辛子、ショウガ、焼き芋などの並みいる強敵を抑え体温の上昇率で堂々の一位となり、さらにポカポカの持続性も高く、冷え性対策に最も効果があることが実証されました。
その他、美肌効果も抜群で、肩こりやイライラの解消、善玉コレステロールを増やし、血液をサラサラの状態にしますし、とにかく体にイイ事だらけの飲み物であります。
ただし、酒粕で作る甘酒には、若干のアルコール成分が含まれますので、苦手な人やお子様、車を運転する際には注意が必要です。
最近では、甘酒を作る家庭も減っているようで、未だに飲んだことがないという子供が多いようですが、寒さに負けない体作りのためにもぜひ作って飲ませてあげてほしいところです。
大人の方にとってもサプリメントなどに頼るより栄養豊富で経済的、冬の屋外作業のお供に最適ですし、何といっても想像以上の美味しさですので、北海道の”しばれる”冬にピッタリの甘酒をどんどん作って日々飲んで頂き、多くの人が元気になればと思います。
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