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2012年10月28日

生ラム

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生ラムとは、読んで字のごとく「生」のラム肉であります。
いわゆる北海道の代表的B級グルメである名物肉料理「ジンギスカン」のメイン食材でありますが、こと「生」のラム肉となるとその歴史は浅く、スーパーや精肉店などで生ラムが販売され出したのは、おそらく20年くらい前からだと思います。
それまで、一般的に食べられていたのは「味付けジンギスカン」も含め、「冷凍」の ラムおよびマトンのロール肉であり、「生」に関してはコストの高い道産の羊肉が、高級レストランやホテルなどへ流通しているのを除けば、店先で売られているラムやマトンの商品形態は「冷凍」が当たり前でした。

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それまでの「ジンギスカン」と言えば、道産子にとってはご馳走の部類に入るほどの”大っ大っ好物”でありながら、道外の方の評判では 道産子が気にならないその独特のニオイが受け入れられず 「ジンギスカン文化」が浸透しない要因となっていました。
結局のところ「北海道名物」と謳っていた「過去のジンギスカン」で使われている冷凍の羊肉はオーストラリアやニュージーランドからの輸入物であり、冷凍で到着したモノを一度解かしてロール状に成形し再凍結した製品であります。
鮮度の面からみると大幅に落ちているのは一目瞭然で、その抵抗感を生んでいるニオイの原因はそこにあります。
そんな中、真空チルドパック技術の進歩と近年の物流の発達により、安全に「生」のラム肉を日本国内で食べる事が可能となり、もちろんコスト面からも消費者が手軽に買える価格で店頭販売できるようになりました。

生ラムとしてお店に並んでいるのは、主にラム肉の中でも比較的安値で取引されている肩肉、いわゆる「ラムショルダー」であります。
唯一とも言うべき難点は、「生」であるが故にカチカチの冷凍肉に比べて硬さがなく、店頭や加工業者のスライサーでは能力的に薄くスライスすることが不可能で、従来の冷凍ロール肉ジンギスカンより厚くなってしまうことです。
しかしながら、安い部位の「ラムショルダー」であり「肉厚」のスライス肉であるからと言って、けして噛み切れないほど硬いというわけではなく、「仔羊」だからこその柔らかい噛みごたえで、むしろジューシーさの点からみると薄くスライスされた冷凍ロール肉より数段上です。

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BSE問題が世間を騒がしていた当時、その代替えとして「北海道名物」である「ジンギスカン」が注目され、改めてその美味しさが全国的に広まって行き、東京などでも専門店が数多く出店されるなど、一躍「ジンギスカンブーム」の到来となりました。
が、現在ではメディアなどで取り上げられることも少なくなり、時間の経過とともに落ち着きを取り戻しつつあるように感じます。
「ぜんぜんくさくな〜い!」
なんて、道外客のコメントをテレビで見る事も当時は多かったのですが、それは昔の「ジンギスカン」とは違う、ニオイの少ない生ラムの功績なのであります。

お店で価格を見ても冷凍ラムロールと生ラムとではあまり差がなく、家庭で「ジンギスカン」をする際にどちらを選択するかは個人の好みではあり、私自身も迷ったりしますが、ニオイが気になるという方、ジューシーなラム肉を食べたいという方には生ラムの「ジンギスカン」がおススメです。
また、「ジンギスカン」の他にも「唐揚げ」や「炒め物」にも使えますので 「ジンパ」だけではなく、生ラムをもっと普段の献立に活用して、「羊肉文化」がもっと広がればと願っています。

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posted by nadenadeboy at 02:58 | Comment(0) | ジンギスカン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月26日

銀杏草(仏の耳)

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銀杏草は、紅藻類スギノリ科、ツノマタ類の海藻であり、銀杏の葉に似ていることからその名がつけられ、道内一円の沿岸に分布していることもあり、全道各地で広く食べられている海の幸です。
別名で「仏の耳(ほとけのみみ)」と呼ばれたりしていて、なんだかご利益がありそうな響きで、とても有り難い気持ちになったりもします。
1月〜3月の真冬の厳寒期に漁がおこなわれ、各産地の前浜で地元漁師によって丁寧に手で採取される天然海草の銀杏草は、まさに代表的な北海道の冬の味覚であります。
広がる磯の香りがたまらなく食欲を刺激し、酢の物にするとコリコリ、味噌汁に入れるとトロトロ、歯ごたえがあるのにプルンプルンとしたなめらかさ・・・
他の海藻類とはひと味違う食感で、海を渡る潮風を感じるような味わいを楽しめます。
生の銀杏草を味わえるのは収穫期である旬の時期に限られますが、保存用として 冷凍モノや 乾燥モノも販売されています。

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<味噌汁>
最もポピュラーなメニューである味噌汁の作り方ですが、レシピとして書くまでもないくらい超簡単。
鍋でダシをとって味噌を溶き入れて汁を作り、椀に注いで、そこに銀杏草を放てば完成です。
トロトロの食感が好みであれば、鍋に直接銀杏草を入れて火を通せば、時間の経過と比例してトロトロ感が増してきます。

<酢の物>
銀杏草を湯引きして洗い、キュウリ、カニやカニかま、タコ、もずく、ワカメ、焼きちくわ、板かまぼこ・・・・
などなど、いろんな具材とともに、お好みの加減の三杯酢(二杯酢でも)でひたひた程度に混ぜ合わせ出来上がりです。

海の旨みをたっぷり含み、アルギン酸、フコイダン、ミネラル、マグネシウム、カルシウム、タウリン、シトルリンなどの栄養成分も豊富で、健康にも美容にも大変良い海藻のひとつである銀杏草
最もポピュラーであるワカメなどと同じようにサラダや刺身のつま、炒め物などあらゆる料理に使えますし、抜群に強い海の香りや個性溢れる舌触りと噛み応えを活かしたオリジナルの一品も出来ると思いますので、アイディアを駆使した新作アレンジメニューを開発したりなんかして、希少価値の高い北海道の地元食材銀杏草の独特の風味を味わってください。

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posted by nadenadeboy at 06:34 | Comment(0) | 水産品 水産加工品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月08日

日清 北の焼きそば ジャーマンポテト味

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日清食品が10月1日に北海道地区限定商品として発売したカップやきそば 日清 北の焼そば ジャーマンポテト味
2010年3月に発売が開始され、北海道日本ハムファイターズの選手が登場するCMもすっかりお馴染となっている 「日清 北の焼そば」 シリーズは、「ご当地メニュー」 や 「ご当地食材」 など、地域に密着した味を取り入れて、バリエーションを増やして来た、北海道だけで販売されている 「カップやきそばシリーズ」 です。
今回発売された日清 北の焼そば ジャーマンポテト味は、ジャガイモとベーコンを炒めた 「ジャーマンポテト」 の味を 「やきそば」 とコラボさせた、ありそうで無かった新しい味わいです。
ジャガイモといえば北海道を代表する食材であり、具材にはモチロン北海道産のジャガイモが使われています。

日清 北の焼そば ジャーマンポテト味-2.jpg日清 北の焼そば ジャーマンポテト味-4.jpg

作り方はいたって簡単、フタを開けて「液体ソース」と「ふりかけ」を取り出し、カップに熱湯を注いでフタをし、フタの上に「液体ソース」をのせて温めつつ3分待ちます。
時間が来たらお湯を捨て、「液体ソース」を入れてまんべんなく混ぜ合わせたら「ふりかけ」をかけて出来上がりです。
「かやく」などの小袋はなく、ジャガイモをはじめとする「具材」は、初めから麺と一緒に入っているので どうぞご心配なく。

油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、醤油、香辛料)、ソース(豚脂、醤油、糖類、野菜エキス、食塩、味付粒状たん白、香辛料、香味油、ブイヨン、ポーク調味油)、かやく(フライドポテト)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、かんすい、炭酸Ca、増粘剤(キサンタンガム)、香料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、ビタミンB2、スモークフレーバー、香辛料抽出物、ビタミンB1、(原材料の一部に乳成分、鶏肉を含む)

「麺」は 程よい太さの中細麺で、ソースの絡みが良い縮れ具合の、なめらかで歯ごたえ十分の麺になっています。
「ソース」は 思いのほかコッテリ感のあるポーク系のコクに、タマネギの旨みやガーリックの風味が効いていて、そこに 「ふりかけ」 のブラックペッパーとベーコンチップのスパイシーな風味が加わることによって ピリッと来る刺激とスモークの香りが絶妙に絡み合い、食欲をそそる味わいに仕上がっています。
そして
「具材」の北海道産ジャガイモはフライドポテトに加工してあり、インスタント食品とは思えないホクホク感と特有の甘みを楽しむ事ができ、食べ応えのあるほどよい大きさが ”ゴロッ”と その存在感を出しています。

日清 北の焼そば ジャーマンポテト味-3.jpg日清 北の焼そば ジャーマンポテト味-5.jpg

ジャーマンポテトの名称は和製英語であり、本場ドイツでは 「ベーコン+ジャガイモ」 という意味の 「シュペックカルトッフェル(Speckkartoffeln)」 が正式な料理名です。
ドイツでは、ボリューム満点の夕食になることも多いのですが、日本では居酒屋などの一品料理メニューになっていることも多く、ビールにピッタリのガッツリ系アイテムとして人気も高いです。
日本の 「やきそば」 と ドイツの 「ジャーマンポテト」 と、なぜか 「イタリアンパスタ」 的な印象も感じる日清 北の焼そば ジャーマンポテト味は、もはや国籍など関係のない組み合わせ・・・
と言うより 「我が母国 ”北海道国” が生んだ!」
と言っても過言ではない 北海道らしさイッパイの「カップやきそば」 です。

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日清 北の焼そば ジャーマンポテト味-6.jpg

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posted by nadenadeboy at 07:03 | Comment(0) | インスタントやきそば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする