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2012年09月30日

みそパン

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昔食べたモノで最近ご無沙汰なモノをあれこれと思い浮かべていたら不意にみそパンなるものがあった亊を思い出しました。
 「味噌」 と 「パン」 という、なんとも不思議な組み合わせで、特に若い世代には到底理解できない食べ物に思われる方がいるかもしれませんが、一昔前には 「あんぱん」 や 「ジャムパン」 と同じように当たり前に食べていた、とっても身近な 「パン」 であります。
「パン」 と言ってもいわゆるフワフワのパンとは違い、やや固めの密度の濃い、どちらかと言うと焼き菓子に近いようなパンで、名前の通り味噌が使われています。
作り手によって若干の違いはありますが、主な材料は、味噌のほかに 小麦粉、砂糖、水あめ、糖蜜、黒糖、鶏卵、白ゴマ、マーガリンなどであり、使われているモノから、甘い味のパンであることが一目瞭然であります。

北海道以外の地域にもみそパンの名称で親しまれているパンがあり、味噌が入っているのは共通していますが、それぞれに味も作り方も全く違うようです。
<菓子パン系>
北海道のみそパンがこのタイプで、他に長野や宮城にもこのタイプを製造しているメーカーがあり、地元を中心に販売されています。
水分の少ない生地に味噌を練り込んで風味を付け、砂糖、食塩などを加えて焼き上げた、やや食感が固めで、甘味の強いパンです。
<蒸しパン系>
主に福島県で売られているみそパンです。
通常の蒸しパンの生地に味噌を練りこんで風味を付け蒸し上げていて、食感は 普通のフワフワの蒸しパンよりもやや固く、若干のズッシリ感があり 食べごたえも十分です。
味噌は香り付け程度であって、砂糖の甘みの方を強く感じる 「菓子パン系蒸しパン」 の一種です。
<惣菜パン系>
コッペパンのような甘みがあまりないパンにナイフで切り込みを入れ、そこに甘みを加えた味噌が入っているパンで、中には食パンを使ったモノもあるようです。
生地に味噌を加える製法ではなく、「味噌あん」を中に挟み込んでいるみそパンであり、群馬県内のパン屋で作られていて、地元を中心に広く食べられています。

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北海道内において みそパンを製造しているメーカーはいくつかあるようですが、個人的によく食べていたのがどこのみそパンなのか、記憶を辿ってみても思い起こすことができず、もしかすると、今や存在していないメーカーのモノとなり、幻の逸品となっている可能性もあります。
しかしながら、みそパン自体は健在で、近所のスーパーでも 「パン売り場」 ではなく 「お菓子コーナー」 でシッカリと売られていました。
製造しているのは網走の古川製菓(株)で、ズッシリと来る重量感が印象的な4枚入り、裏面表記の名称欄には 「焼き菓子」 と書かれています。

口に入れた瞬間はパサパサした感じを受けますが、噛んでいるとシットリ感が出てきて、徐々にソフトな印象に変化していきます。
味噌の風味はほんのりと感じる程度で塩分なども感じられず、どちらかと言うと甘味が前面に出ている和菓子テイストが強い味わいです。
食べていると少し粘りも出てきますので、出来れば飲み物があった方がベストであり、お茶や牛乳、コーヒーなど あらゆる飲み物に合い、保存期間も長いので 「お茶うけ」 として買い置きしておく事もできます。
口に広がる 味噌の風味、甘さ、香ばしさ などと共に 「懐かしさ」 もプラスされた北海道のみそパンは、大自然の中ですくすく育つ道産子のような、純で素朴な味わいの 北のロングセラー商品です。

”みそパン” 購入は
🏠 楽天市場 取り扱いショップ
🏠 Yahoo! 取り扱いショップ
🏠 Amazon 取り扱いショップ

▼イチオシショップ
🏠 北海道-くしろキッチン
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posted by nadenadeboy at 10:58 | Comment(0) | 菓子類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月21日

マルちゃん 北海道ラーメン

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マルちゃんこと東洋水産が北海道の原料にこだわり、石狩の新工場で製造し2012年7月30日 より 北海道のみで販売した地域限定のカップラーメンが マルちゃん 北海道ラーメン です。
東洋水産の北海道限定カップラーメンとして以前に紹介したマルちゃん カップラーメン 北海道の工場でつくっています!の後継版と言えるのでしょうが、より北海道色が強くなって、さらに名称と内容も一新されての登場です。
パッケージに記されているように小麦粉は道産小麦使用で、スープも道産の鮭節を使用、そして製造も道内の工場であり、まさしく 「地産地消的」 なカップラーメンであります。
奇をてらう亊もなく、シンプルかつベーシック、ラーメンの基本 「醤油味」 「味噌味」 「塩味」 のスタンダードな三種の味の構成で特別に目新しい亊はなくとも、値段も手頃で特価で売られることも多くなるであろう、安心感が一番のウリとも言える 「普通」 のマルちゃんのカップラーメンです。

<北海道ラーメン 味噌味>
北海道産小麦 「きたほなみ」 を使用した麺に白と赤の合わせ味噌に北海道産鮭節と利尻昆布を加えたまろやかでコクのある味噌ラーメンです

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原材料名

油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、醤油、砂糖、卵白)、添付調味料(みそ、食塩、香辛料、豚脂、ポークエキス、たん白加水分解物、粉末野菜、粉末さけぶし、発酵調味料、ねぎ、粉末こんぶ)、かやく(キャベツ、味付挽肉、コーン、にんじん)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、炭酸カルシウム、かんすい、クチナシ色素、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に乳成分、鶏肉、りんご、ゼラチンを含む)

<北海道ラーメン 醤油味>
北海道産小麦 「きたほなみ」 を使用した麺に、北海道産鮭節と利尻昆布を加えたスープのまろやかでコクのある醤油ラーメンです

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原材料名

油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、醤油、砂糖、卵白)、添付調味料(醤油、チキンエキス、食塩、発酵調味料、砂糖、酵母エキス、野菜エキス、ポークエキス、香辛料、粉末さけぶし、粉乳、粉末こんぶ)、かやく(味付挽肉、なると、ねぎ)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酒精、炭酸カルシウム、酸化防止剤(ビタミンC、ビタミンE、ローズマリー抽出物)、カラメル色素、かんすい、クチナシ色素、増粘多糖類、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に乳成分を含む)

<北海道ラーメン 塩味>
北海道産小麦 「きたほなみ」 を使用した麺に野菜とすり胡麻を合わせ、北海道産鮭節と利尻昆布を加えたまろやかでコクのある塩ラーメンです。

マルちゃん 北海道ラーメン-6.jpgマルちゃん 北海道ラーメン-7.jpg

原材料名

油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、醤油、砂糖、卵白)、添付調味料(食塩、野菜エキス、ごま、香辛料、たん白加水分解物、砂糖、粉末さけぶし、チキンエキス、ポークエキス、ねぎ、粉末こんぶ、植物油)、かやく(キャベツ、コーン、めんま、にんじん)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、香料、かんすい、クチナシ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に乳成分を含む)

麺に使われている小麦粉 「きたほなみ」 は  白さときめ細かさが特長であり、ケーキやうどんを作るのに最適、 2010年まで主流だった 「ホクシン」 の跡を継いで、今後、北海道産小麦の将来を担うであろう中薄力粉であります。
「きたほなみ」 の持ち味を活かして作られた麺は、弾力のあるモチモチ感にシッカリとしたコシ、そして なめらかな口当たり、ツルッと心地良い歯触りと喉ごし、価格のわりに上質な印象の麺に仕上がっています。

スープは北海道の特産品である鮭で作られ、これからのダシ素材として期待が高まっている 「鮭節」 が三種すべての味で旨味溢れるダシのベースとなり、さらにコチラも北海道の特産品として有名な 「利尻昆布」 の旨味がそこに加わって 北海道ラーメン独自の個性として活かされています。
全体的にマイルドな味わいで、口当たりもいたってまろやか、万人受けする味に仕上げられてはいますが、単に三種とも似たり寄ったりの味というわけではなく 「味噌味は野菜寄り」 「醤油味はスッキリ鶏ガラ」 「塩味は海鮮寄り」 と言った印象で、それぞれの味に合うよう 具材も含めて工夫されているように感じました。

値段が安いので味もそれなりだろうと思われがちな気がしますが、北海道産の原料にこだわって造られたマルちゃん 北海道ラーメンは、良い意味で期待を裏切る お得感イッパイの 「安モノ」 北海道限定カップラーメンです。

”マルちゃん 北海道ラーメン” 購入は
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▼イチオシショップ
🏠 北海道グルメマート
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posted by nadenadeboy at 10:41 | Comment(0) | インスタントラーメン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月12日

糠サンマ

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実りの季節「秋」の数ある味覚の中でも、秋サケとともに最もポピュラーで庶民的な海の幸と言えば、漢字で「秋刀魚」と書き、手頃な値段が何より嬉しい青魚の代表格 サンマです。
国内におけるサンマの漁獲高は北海道がブッちぎりのNo.1であり、特に 産地として名高い 「釧路」 「根室」 など ”道東の港”が水揚げの中心となっています。
他の地域でも漁が行われていますが、市場での評価が表すように脂のりや型の良さで比較すると、断然"道東産のサンマ"が最高品質であり、旬の時期に入ると港の活気も最高潮、道東方面から、札幌の市場をはじめ、各地方の市場などへ輸送するトラックも「風物詩」のごとく一気に増え、さらには、獲れたてのより新鮮なモノを本州方面に届けるため 航空便が使われたりもしています。
あらゆる方法を駆使して食卓に運ばれて来た新鮮な サンマ は、定番の味わい方である「塩焼き」にすると 新鮮なだけに臭みがなく、脂がジュワッ 身がホックホク、もはや文字にする亊自体、無意味な気がするほど当たり前に美味しいですし、近年多くなってきた生食用の 特選サンマ を「サンマ刺し」で食べると 特有のトロけるような食感と濃厚な味わいで、高級魚に勝るとも劣らない美味しさであります。

しかし、新鮮なサンマが手軽に食べられるようになったのはごくごく最近であり、現代のように物流の発達していない時代に、先人たちの知恵により生み出された加工法により漁期が限られる サンマ を長期間食べられるようにした保存食であり、その加工法が現在まで脈々と受け継がれている 歴史ある北の海産物グルメこそ糠サンマであります。

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保存食となると新鮮なモノより味が劣ると一般的に思われがちなのかもしれませんが、この糠サンマはその常識がまったく当てはまらず、獲れたての サンマ をすぐに塩と糠に漬ける事により、 サンマ のうま味が閉じ込められてギュッと凝縮し、さらに新鮮な サンマ にはない熟成された味の深さも引き出され、活きの良い「生サンマ」とは別物の一味違った美味しさであり、たとえ旬の時期であってもどちらにしようか迷うほど 甲乙付けがたい味わいです。

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<糠サンマの焼き方>
糠を軽く水で流し、頭やワタを取らずにそのままの姿で、キッチンペーパーなどで水気を切ります。(水分を取ることによって皮がパリッと焼き上がります。)
炭火で焼くのが一番だと思いますが、普通に家庭用のグリルでも焼き上がり十分、始めは強火でしっかりと表面を焼き、皮がパリッとしてきたら弱火でジックリと中まで火が通るように焼いて出来上がりです。

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「 焼き糠サンマ」 は、箸で持つと身がホクホクでふっくら、頭や内蔵を取り除いていないので、脂が全体に行き渡り、頭からシッポまでジューシー感溢れる味わい、もはや サンマ一匹丸ごと の美味しさです。
一部 頭と内蔵を取り除いている商品もあり、こちらの方がクセはないのですが、やっぱりオススメは断然「尾頭付き」です
塩分がやや強いように感じるものの、これがご飯のおかずにピッタリ、醤油などの余計な調味料を使わなくても 一切れで白いご飯が沢山食べられちゃいますし、酒の肴としても最高で、酒の味が引き立つ絶妙の塩加減です。
干した魚のように水分が抜けた食感を想像する方がいるかもしれませんが、どちらかと言うと「生サンマ」に近い いわゆる「干し魚」とは全く違う食感であります。
生臭みなどは一切なく、何より特徴的なのは、独特の苦味により好き嫌いが分かれる 腹部分の 「ワタ」 が、生サンマよりもマイルドな味になっていて、苦手な方でも食べやすい味になっていて、パクッといけちゃいます。
サンマ に含まれている ビタミン類やDHA、EPA、カルシウムなどをはじめ、あらゆる栄養が豊富に詰まっており、血液サラサラ効果、悪玉コレステロールの軽減、頭の回転も早くする・・・・ 等々、身体に良い成分が 糠サンマ を 食べるだけでイッパイ摂れちゃいます。
糠の持つ想像以上のパワーで、期間限定の旬グルメである 北海道産のサンマ を、年中通して味わえるようにし、さらに サンマ の奥深い美味しさまでもがレベルアップされている 糠サンマ は、じっくりと寝かせることで味が出る、まるで「中年の魅力」のような味わいの「昔ながらのB級グルメ」です。

”糠サンマ” 購入は
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🏠 根室海鮮市場カネカイチ鈴木商店
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posted by nadenadeboy at 03:23 | Comment(0) | 水産品 水産加工品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする