特に北海道だけの”地域限定販売”というわけではないのですが、なぜか北海道で絶大な人気を誇る東洋水産のカップワンタン麺 マルちゃん 激めん シリーズに、コチラも北海道でブームとなり、今や知名度も全国区でカレー店でも定番メニューになりつつある「スープカレー」の斬新な美味しさを取り入れ、北海道を含む関東以北で販売されているのがマルちゃん 激めん スープカレーです。
もちろんワンタンも入って「カップスープカレーワンタン麺」とでも言いましょうか、なんだかいろんな味の要素を合わせ持つ、とっても盛りだくさんの”マルちゃん商品”です。
東洋水産が新たな「激めん」ユーザー獲得を目指し、2011年6月に発売したマルちゃん 激めん スープカレーは、一年後の2012年6月に改良が加えられ、現在は より美味しくなり、パッケージデザインも少し変更された「二代目」が店頭に並んでいます。
黒を基調とした色合いのパッケージで スパイシー感あふれるデザインに、控え目な「ワンタンメン」の文字と、中央に堂々と「スープカレー」の文字。
商品名に「激」と「カレー」が入って、かなり刺激が強そうな印象の外観になっていますが、味の方は想像よりもマイルドで、適度なスパイシー感はあるものの、どちらかと言うとコクとうま味で全体の味を構成しているような味わいです。
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<原材料名>
油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、ポークエキス、香辛料、卵白、粉末野菜)、添付調味料(香辛料、砂糖、食塩、粉末野菜、醤油、たん白加水分解物、豚脂、チーズパウダー、酵母エキス)、かやく(ワンタン、玉ねぎ天ぷら、赤ピーマン)、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、炭酸カルシウム、増粘多糖類、かんすい、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、香辛料抽出物、カロチン色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(原材料の一部に鶏肉、ゼラチンを含む)
作り方は
「粉末スープを麺の上にあけ、ワンタンの上から熱湯を注ぎ3分経ったらよく混ぜて出来上がり」
のごくシンプルなモノで、調理法を見なくても出来るくらいの感じです。
混ぜていて感じたのですが、他のカップカレーラーメンだと混ぜている段階で、トロみによる多少の重みを感じたりするのですが、マルちゃん 激めん スープカレーは、まさに「スープカレー」であるが故のサラッとした質感で、混ぜた感触がすこぶる軽い、まさに"スープ"です。
”麺”はスープの絡みやすい細めのちぢれ麺で、通常版の「激めん」と同様の、わりとオーソドックスなタイプの麺です。
”具”は、なめらかな口当たりの”ワンタン”と意外に合う”玉ねぎの天ぷら”に細かな”赤ピーマン”で、言うまでもなく「激めん」の絶対条件である”ワンタン”が主役になっています。
そして肝心の”スープ”ですが、「スープカレー」とうたっている以上 美味しくなければ道産子として許すわけにはいかないところですが、野菜や肉のエキスが効いたうま味と、数種の香辛料から来るスパイシーな辛味で、もはやカップめんとは思えないくらいの凝った造りです。
これは白いご飯でもイケると思い実際に試してみたところ、予想以上の味わいであり、おそらく野菜や肉を炒め、麺を食べたあとのスープと合わせれば、立派にライスで食べる 本格的な「スープカレー」になってしまうでしょう。
個人的にはノーマル版「激めん」のスッキリとしたキレの良い”しょうゆ味”と、後からピリッと来る香辛料の適度な刺激が大好きなのですが、この マルちゃん 激めん スープカレーのスープにも、どこかその遺伝子が受け継がれているような感じを受けました。
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「激めん」が誕生してかれこれ30年以上経ち、東洋水産の多くのカップめんが北海道の新しい工場で生産されている現在、「激めん」は道内において”人気の定番カップめん”であり、特に策を講じなくても売れるブランドとなっていますが、マルちゃん 激めん スープカレー のように、北海道の消費者を意識した新たな味の登場は、「激めん」の名が道産子の”B級グルメ”としての地位を、より確固たるモノにして行くはずです。
いろいろな新商品が頻繁に売り出され、中にはハズレもあるジャンルが"カップめん"なのでしょうが、 マルちゃん 激めん スープカレー を食べて、間違いなくハズさない銘柄が「激めん」である事を再確認すると同時に、シリーズの次なる味がどんなモノになるか、一人のファンとして”なまら”楽しみになってきました。
◆”激めん スープカレー” 購入は 🏠 楽天市場 取り扱いショップ 🏠 🏠 Amazon 取り扱いショップ ▼イチオシショップ 🏠 ザ・フーズ楽天市場店 | ![]() |
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