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2011年06月27日

西山ラーメン

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北海道の特に札幌では ラーメン店が新規開店の際に、製麺会社が「のれん」を贈るという習慣が古くからあり、「のれん」の片隅に”西山ラーメン” ”西山製麺”の文字をよく見かけます。
美味しいと評判のラーメン店でも、こと麺に関しては「西山製麺株式会社」との共同開発でその味を創り上げ、その店独自の麺を製造依頼しているお店も多く、まさに「札幌ラーメン」の歴史を創り上げた老舗の製麺会社なのです。
誰しも、知らず知らずの間に「西山」の麺を食べちゃってる場合も多いのです。

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「西山ラーメン」のルーツを辿ると、昭和20年代、札幌中心部に流れる創成川沿いに並んでいたラーメン屋台「だるま軒」で麺を作っていたのが、「西山ラーメン」の創業者「西山仙治」であり、その麺が評判を呼び始めると、ライバルとも言える他のラーメン店でも「西山」の麺が利用され、その後札幌市内を中心に広まって行きました。
ブレイクしている話題のラーメン店でも元を辿れば
「西山の麺を使っています。」
と言う場合も多く、ヘタに自家製麺がウリの店よりも100%間違いの無い味で、ハズレを引いてしまう事なく安心して食べられます。

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その昔、「豚汁にラーメンを入れて欲しい」と、客から言われたことをきっかけに札幌ラーメンの代名詞「味噌ラーメン」を創り出した「味の三平」が、麺に関しては「西山製麺」のモノを使っていた事で、さらに北海道内におけるシェアを伸ばし、札幌ラーメンはもちろん、それぞれのスタイルを確立しつつある道内の各ご当地ラーメンの土台を支えて来ました。
ですが、近年は新興の製麺会社も増えて来て、麺のスタイルも幅広く多様化しており、その勢いも落ち着いた状態ではありますが、「西山ラーメン」のやや太めのコシのある縮れ麺は、特に味噌ラーメンで力を発揮し、スープとの絡み具合がほど良く、なんとも絶妙で、麺を食べているのにココのお店のスープが美味しいのかどうか、ひと口すするだけで判断出来ちゃいます。

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「西山ラーメン」はラーメン専門店だけではなく、嬉しい事に 家庭用や土産用の商品を多数販売しており、本格派のラーメンが手軽に食卓で味わえます。
ただし、他の製麺会社のように「タレつき2食入り 198円!」と言うような特売品は なかなか無く、逆に言うとレベルダウンだけは避けているようで、価格よりも品質にこだわっている様子がうかがえます。
我が家では、麺のみ5食入りのモノを リーズナブルな事もあり頻繁に買いますが、たまに余裕があるとタレつきのアップグレード版「西山ラーメン 〇〇」を買ったりしています。
ひとことで表現すると
「ズバリ! 外で食べる必要が無い!」
と思わせてくれるのです。
あっさり系からこってり系まで、「味噌」 「しお」 「醤油」 「つけ麺」 「冷し」 いろいろな商品が販売されていて、 札幌ラーメンの歴史と共に歩み、その地位を影で支えた「西山ラーメン」を、ラーメン店へ行くよりも安いコストで食べることができます。
「メンマ」 「チャーシュー」 「タマゴ」 など入れる具があるに越したことはありませんが、個人的には 「長ネギ」 さえ入っていれば最高の贅沢で、何も言うことはありません。

”西山ラーメン” 購入は
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▼イチオシショップ
🏠 北海道お土産探検隊
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posted by nadenadeboy at 13:41 | Comment(0) | ラーメン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月18日

塩水うに

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B級グルメとして取り上げるには価格的にムリがあるかもしれませんが、北海道の有名な特産品で、個人的に思い入れが非常に強く、ひと口食べてテンションの上がる海の幸が、塩水うにです。
主に販売されているのは トゲが短く身の色がオレンジ色の「バフンウニ」とトゲが長く身の色がやや黄色い「ムラサキウニ」の2種類で、味は「バフンウニ」が濃厚、「ムラサキウニ」が淡白と言われていますが、それほど大差はありません。

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一昔前までは「うに」と言うと、木製の折に整然と並べられている「折うに」が主流で、お寿司屋さんでも「うにの軍艦」には、これが使われていましたが、北海道の「浜育ち」である私としては何か違和感を感じていました。
と言うのも、オホーツク海に面した我がふるさとは海に行けばスグそこにエゾバフンウニ(”ガンゼ”と呼んでいました)がゴロゴロいて 殻付きの 「うに」を自分で割って食べたりしていたからです。
いけないことなのですが、子供の頃は夏になると友達と、海水浴がてら水中めがねを装備して、それほど深くないポイントの岩場に行き 自分で採っては新鮮な「うに」をその場で味わったりもしていました。( 漁師の皆さん ごめんなさい m(__)m )
「折うに」は確かに身が締まっていて、形がよく、見栄えがしますが、添加物として使われている「ミョウバン」の渋味、苦味を感じてしまい 採れたての味を知っている私としては何だか別物のようにさえ感じてしまうのです。

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そんな採れたての「うに」の味も忘れかけていた10年くらい前、実家でこの塩水うにを初めて食べさせてもらい、海に行った時の情景と共に、採れたての「うに」のごとく磯の香りが口いっぱいに広がり 完全にあの味わいを思い出しました。
食べ方はいたって簡単で、塩水ウニのパックをザル等にあけて水気を切れば スグに食べられます。
塩分濃度が海水と同じくらいの塩水ですので、「うに」本来の風味を邪魔することが全くなく、そのまま素材の味を楽しんでも良いですし、醤油を少し付けて食べても良いですし、大胆にご飯にのせて「ウニ丼」なんかにしたら間違いなく最高の幸せを感じることができます。
ただし、日数が経過すると身が溶けて持ち味の新鮮さが失われてしまい、非常にもったいないことになりますので、1分1秒でも早く食べた方が絶対に良いです。
「後々の楽しみに大事に取っておこう」などと、けして考えてはいけません。

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徐々に品質、技術も向上してきて、最近では製造する会社も多くなり、お寿司屋さんでもこの塩水うにを使っている店が増えてきました。
今まで「うに」が苦手だった方でも、この塩水うになら食べられる・・・
とゆーかむしろ
うにってこんなに美味しいんだぁ〜」
と感激してくれたりします。
何だか書いているうちに無性に食べたくなって来ましたので、早速、実家に催促してみようかと思います。

”塩水うに” 購入は
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▼イチオシショップ
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タグ:うに 塩水 ウニ
posted by nadenadeboy at 13:57 | Comment(0) | 水産品 水産加工品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月11日

北海道のタケノコ 根曲がり筍 (ヒメタケノコ)

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今年の春は天候不順で寒い日が続いた北海道ですが、6月に入りボチボチ暖かくなったきて、道内の山々も雪の白が消えて緑色が鮮やかさを増してきています。
気候も良くなり いよいよ行楽シーズンが始まったこの時期、まさに今が旬の北海道の代表的山菜がタケノコです。
各地の山々では「タケノコ採り」が真っ盛りで、多くの道民が山に入りますが、熊の被害や道に迷ったりして遭難するなど、毎年のようにニュースになっていますので、くれぐれも安全だけには注意してほしいところです。
北海道以外の方はタケノコと言うと、大きくて、下処理が結構大変な孟宗筍を思い浮かべるかもしれませんが、北海道ではタケノコと言うと、根曲がり竹(別名チシマザサ)の若芽で、『根曲がり筍』と書かれていることもある、簡単に表現すると”笹の子”なのであります。

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煮物、おでん、みそ汁、天ぷら、炊き込みごはん、皮付きのまま網焼き、塩漬け、醤油漬け・・・・
とにかく、数え切れないほどの調理法や食べ方があり、ここに書き切る事ができないほどです。
ご飯の「おかず」から、酒の「つまみ」まで、あるいは、タケノコ自体が主役のモノから、他の素材の引き立て役としても、あらゆる用途に適応し、「北海道のタケノコ フルコース」なんて、いとも簡単に出来ちゃいます。

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アクやエグミが少ないため、茹でて皮を剥いたら、スグにでも利用できるので手間が掛かりません。
そのまま、味噌やマヨネーズ等につけて食べても十分にイケちゃいます。
特有の甘味と、「シャキシャキッ!」 「ポリポリッ!」と言った 軽くてきめの細かい、なめらかな食感が 根曲がり筍 (ヒメタケノコ) の美味しさであります。
なかなか採りに行ったりは出来ませんが、水煮が常時売られていますので 我が家でも頻繁に購入し、「シーチキン炒め」 と 「おでん」 は得意の定番メニューになっています。
さらに、皮付きを網焼きして、皮を剥きマヨネーズで食べた時はその甘味と香りにチョット感動しました。

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正直なところ、皮付きのモノは収穫時期であっても、スーパーなどでも目にする事が まずありません。
自分で採ってしまう方が多いので 「店に並べても・・・・」 との考えからか、あるいは流通ラインに乗らないからなのか・・・
もし、売られていたら買いたいところですが・・・
とにかく、タケノコが大好きで "タケノコ = 孟宗竹"  と思っている方でも 一度食べてみると 「なるほど・・ これもアリだな・・」と思ってしまう、納得の 「北海道グルメ」 である事は間違いないです。 (東北、信州あたりでも食べられていますが・・・  ( ^^; ) )

”北海道のタケノコ” 購入は
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posted by nadenadeboy at 12:42 | Comment(0) | 野菜・山菜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする