全国で開催されている各種駅弁大会で常に1位となり、百貨店などで行われる北海道物産展などの催事でも人気が高く、知名度は今や全国区のいかめし。
京王百貨店の「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」で、阿部弁当店(現・いかめし阿部商店)が毎回のように売り上げ1位になり、その他の駅弁大会でも常連で 何度となくNO.1となり、北海道名物の駅弁として日本全国に知られるようになりました。
いかめしのルーツを辿ってみると、始まりもやっぱり「阿部弁当店」でして、道南、渡島地方の内浦湾(噴火湾)に面する港町「森町」で創業し、第二次世界大戦中の米が不足していた1941年、当時豊漁だったスルメイカの、小型であまり利用価値のないモノに目を付け、貴重だった米を節約できる商品として誕生させました。
現在では道南を中心にいかめしを製造、販売する業者も増え、函館などでも郷土の名産品として目にする事が多くなり、真空パックされている商品なども増えて来ました。
甘辛いしょうゆベースの味付けで、イカは小ぶりなモノだからこそ柔らかく、モチモチとした米の食感と甘味にマッチし、素朴で深い味わいが何とも言えない美味しさです。
北海道名物のいかめしは家庭でも簡単に作れます。
我が家でよく作る、圧力鍋を使ったレシピです。
材料 ・イカ 4〜5杯 ・もち米 1合強 ・酒 大さじ3 ・しょう油 大さじ3 ・砂糖 大さじ2 ・みりん 大さじ1 ・だし汁 3カップ |
1. | もち米を研いで1時間以上水に浸けた後、ざるにあげて水を切る。イカは、はらわた、下足(げそ)、軟骨を取り、中をきれいに洗う。 | |
2. | イカに、1のもち米を入れる。お好みで下足を入れても良いです。6分目ぐらいまで入れたら楊枝でクチを留めます(入れ過ぎるとパンクします)。パンク防止のためにイカに楊枝で穴を数箇所開けておきます。 | |
3. | 酒、しょうゆ、砂糖、みりん、だし汁を圧力鍋に入れて煮立たせ、2のイカを入れる。フタをして圧力がかかったら弱火にして7分。火を止めてそのままの状態で15分間フタを開けずに蒸らします。 | |
4. | 圧力を抜き、フタを開けて煮汁が半分程になるまで弱火で煮詰めたら完成です。 |
販売されているモノを食べても、自分で作って食べても、それぞれの美味しさがあり、北海道民はモチロン、道外の方にも愛されているいかめし。
何と言っても、こんなに美味しいのに 素材に高級なモノが何ひとつ使われていないところが最大の特長であり、たくさんの人に食べられている要因だと思います。
食事として、おつまみとして、おやつとして、手軽に食べられる道南の郷土料理いかめしは、これからも 各地の 「駅弁大会」 「北海道物産展」などの催事で、絶大な人気を集めること間違いないでしょう。
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